介護ベッドと入浴の関係性
介護ベッドは取扱いメーカーも増え認知度も高まっています。
ですが、介護ベッドと入浴が必要とされる関係性はあまり多く知られておりません。
今回は、介護ベッドと入浴の関係性についてご紹介させていただきます。
初めに「介護ベッド」についてご紹介
<介護ベッド>
介護ベッドは特殊寝台ともいわれ、簡単にいうと介護される方の負担を軽くするためのベッドです。
自分で体を起こすことが難しい方が起き上がるとき、立ち上がるときの補助やサポートを行います。
<介護ベッドの機能>
①背上げ機能
背もたれの高さを好きな位置まで
上げられる機能
②脚上げ機能
ベッドの脚の部分を上げる機能
③高さ調節機能
ベッドの高さを立ち上がりやすい
位置に調節する機能
※介護ベッドの課題※
機能性も上がり、起きあがり立ち上がり乗り移りなどの離床がしやすい等もあげれられますが
全てが改善された事ではなく、自ら体を動かしにくい方・動かせない方は床ずれや
血流を悪くなる事により血行不良が招く体調不良があげられます。
続いて「入浴について」ご紹介
入浴文化の変遷―日本人がお風呂に求めるものとは
日本人は世界に類を見ないほどのお風呂・入浴が好きと言われます。
『お風呂好き』『清潔好き』
身体の汚れを落とすことで気分を一新し、くつろいで心とからだの疲れやストレスをリセットするこで
生まれ変わる、それが日本人にとってのお風呂・入浴と言われています。
※入浴の課題※
本人では入浴できず、介護ベッドを利用されている場合では家族でも支援が困難なケースもあります。
介護サービスが増えたことにより、まだまだ頑張れる身体状態の高齢者も、入浴支援の介護サービス
に頼ってしまい、頑張れる身体がさらに低下し、悪化につながるケースも多々あります。
年と共に活動量が減少し、筋力低下が進んでしまった方=(廃用症候群・生活不活発症)については、
サービスをあてがうだけの支援目標ではなく、根本的な、考え方の見直しが必要です。
「介護ベッド」「入浴」の関係性
日常、私達にとって入浴は日々あたり前の様に生活の一部にありますが
介護を必要とされて方はどうでしょうか?
介護ベッドを利用されてる方は、介助する方の補助が必要です。
前回の記事に記載したように、入浴介助には課題が多く掲げられています。
株式会社EINS(アイン)では、介護ベットと入浴の関係性の取り組むべき課題を捉え
「ナノミストバス ベッドタイプ」を開発しました。
ナノミストバスベッドタイプ
製品を開発する上での課題は山積みでした。
一つずつ解決に向け開発を進め、2010年完成に至りました。
移動可能なベッド型ですので介護スタッフの方、入居者・利用者の方共に比較的短時間、軽労働で
入浴が可能です。家庭用電源と4ℓの水があればどこでも設置可能。 そして、全身浴と顔出し入浴の
両方が簡単に行えます。操作もボタンによる簡単操作です。
この経験を得て、今ご使用の介護ベッドから移乗する事なく入浴いただける
ナノミストバスキャリータイプ を昨年完成いたしました。
<ナノミストバスとは>
ナノミストバスは湯船に浸からない新しいお風呂です。38℃~42℃の室温を保ちドライサウナのような息苦しさが無くサウナが苦手な方や高齢の方など、どなたでも心身ともにリラックスできます。リラックスした全身ナノ浴は優れた保温効果があり、入浴後はモイスチャー効果で、角質層に十分な水分を与え、乾燥によるかゆみを軽減でき、全身を包んだナノ粒子が体を芯から温めポカポカ感が続きます。
詳しくは、EINS(アイン)ホームページにも記載しております。
ぜひ、ご覧ください。
今回の記事では「 介護ベッド と 入浴」の関係性にて書かせていただきました。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。